10/8(FRI)トレードレポート 「口座残高も学校成績も、単なる数字にすぎない」

北、南、そして中央と地震の被害が続いておりますが、皆様には大事無いでしょうか?

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2021/10/08(FRI) 日経225先物ミニ

10月8日(金)の日経225先物は、28000より上で推移。地震の影響は微塵も感じさせない様子。ま、私は「価格は全ての事象を織り込む」という前提で取り組みますので、価格に変動があったとして、その理由がなんであるかは気にしないのですが。 前半は上昇し、後半は下落する、というシンプルな動きになった本日の日経225ですが、私は別仕事に追われてチャートは横目で見るだけ、、、にするつもりでしたが、横目で見ていたら「ここはエントリーでしょ!」というポイントが目に入ってしまったので1回だけ参戦しました。

 

(9:45) 28155 BUY +40(10m)

9:40に本日高値を更新。その押目を狙う。9:31&9:32の終値&高値と9:44の陽線を見て28155-28160にラインがあると判断。マルチタスク中のトレードだったので、慎重に低いところに指値。LCは28130に設定。利確目標は直前高値マイナス10の28210。

25MAにタッチしたらすぐに反発上昇すると思っていたが、意外と時間がかかったので利確目標を下げると、そのとたんに上昇する、というよくあるパターンwww

9:54、5分足チャートは押し目買いの黄金パターン完成。ここから伸びる、というところで切ってしまったわけです。28300を越えるまでは目立つレジスタンスはないので、あまり慌てずに待てばよかった。ただ、9:48-9:51の横ばい期間に5円~10円で逃げなかっただけ立派。少しは辛抱強くなったかな。マルチタスクの中ではむしろ頑張った。

2枚目があれば10:07の陰線を見て手仕舞いしたと思う。

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ここからはデモ。

後場に入って売り方優勢になったが、今の手法でエントリーできるポイントはそれほどない。

(14:06) 28155,  (14:11) 28145,  (14:21) 28135

この辺りは+10~+20であれば手堅く狙える。ただし動くチャートを見ながら本当に入れるかどうかは別物。また「本来エントリーできたのにできなかった」ということはよくあること。実際に入れればすばらしい。そうでなかったとしても、敢えてリスクを回避したと考えればそれでもやっぱり戦ったことに変わりない。そして何より、相場はこれからも、おそらく人類が経済活動を止めない限り、半永久的にトレードチャンスを提供してくれる。焦らずにその時できることを淡々と続けていこう。

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後記

 

 子供の成績は親にとって無視しようとしてもなかなかそうもいかない。「学校の成績なんて気にするな」とは言いつつも、よければうれしいし、悪ければそれなりに心配になる。しかし、自分の子だけでなく、自分の教え子の生徒の成績が悪いとこちらも心穏やかでいられないのはなぜだろう。よく「将来の選択肢が減ってしまう」という言い方も耳にするが、実際そんなことにはならない。それを語った人間に思いつく選択肢が少ないだけ。その子/生徒の性質と性格に合った道が必ずある。場合によってはその子がパイオニアとなって新しい道を作って行くこともあるではないか。よりよい進学/就職先に進めないと金銭的に苦労する、という声も聴く。これも本当ではないと思う。学校の成績と金銭感覚というかお金の管理能力には関連がなさそうで、本人がしっかりしていればどんな収入でもちゃんと財を成すことができる。逆に高学歴で高収入でもお金に困っている人たちも大勢いる。私自身、東証一部上場、株価時価総額1000億以上の会社にいたことがあるが、それによって幸せを感じることはできなかった。

 一般の人が「いい」という学校や企業に自分の子や教え子に行くことを望むのは、子/生徒本人のためを思っているわけではない気がしますね。自分の子や教え子が自分の知らない世界に進んでいくことが怖い、というのが本音なのではないでしょうか。その子が自分の人生を歩き始めてやがて自分の影響の及ばないところに行ってしまうことは理解しているだが、せめて自分の知っている世界にいると思うことでまだその子を「自分の子」だと認識したい、ということなのではないでしょうか。「将来、損をすることがないように」というのも、それを語る人間の了見の狭さを露呈するだけかもしれないですね。その子を信じていれば「何があっても君は大丈夫だ」と言ってあげられることでしょう。「損」と思うのはその人の個人的な見解にすぎないかもしれず、その子にとってはとても貴重な学びを与えてくれる経験になるかもしれないのです。

 子供たちが、自分の後輩たちが、勇気をもって未知の世界に飛び込んでいけるようにしてあげるためには、親や教師たちが、自分の子供たちを心の底から信頼し、どこにいてもどんな状態でも「君は君のままでいいのだよ」と伝えてあげられる勇気と覚悟を持つことが出発点のような気がします。

 1号、2号よ。だから今期の成績は気にするな。お前たちはお前たちの世界を作って行くのだ。そして将来自分の子供たちにこう語ってあげるのだ。「私の学校の成績はこんなだったんだよ。でも今の私を見てごらん。お前たちのような子がいる。これ以上の幸せがあるだろうか!」