10月4日(月) 日経先物振り返り & シンエヴァレヴュー(今ごろ?!)

10月4日(月)、日経225先物ミニのチャート振り返りです。

本日は出仕事のためノートレード。

デモ視点での振り返りです。

~~~~~

金曜ナイトに買ったままホールド中のポジションがあったので、寄り成りで決済。+210。大きく下げた後なので戻りを狙ってさらにホールド、という手もあったが、日中安値の28680からすでに500円近く戻している。とりあえず手仕舞って様子見。

~~~~~

f:id:WhiteBlackCat:20211004215442p:plain

2021/10/4(MON) 日経225ミニ

帰宅してチャートを見てみると、なんと本日も大幅に下げている。寄り天。

チャートの右端を隠しながらシミュレーションを行ってみる。エントリーできそうなのは以下のポイント。

 

①(9:07) 28985 SELL

早ければここ。ナイトありでは全MAの下。ナイトなしでは短期MAを下抜けて中期MAまでまだ距離がある。いったん戻して29000より上を否定したのを確認してエントリー。

 

*****

9:20分前後の動きを見て、「戻りが大きい」「ヒゲが多い」ということに気づいておければ、ブレイクの瞬間というよりも戻りを待ってエントリーしたほうがよい、と判断できる。ヒゲも多く長いので、終値まで待って見極めよう、という意識もこのあたりで持っておきたい。

*****

 

②(9:34) 28810 SELL

高安値を切り下げて順調に下落。ナイトなしでも全MAの下に。直近高値が28850なのでいつもよりLCラインが遠いのが気になるが、その分ATR値も高く、+35以上は狙えるのでRRRはそれほど悪くないはず。下に目立つサポートがなさそうなので、一度順行してしまえば伸ばせそう。

 

③(10:13) 28610 SELL

安値を更新し、直近高値を越えずに短期MAの下で陰線が出たので売りエントリーするポイント。+25は獲れそうだが、2枚目以降は10:21足でLCになる。△20~30

このあたりから下落の勢いが収まってきており、短期MAをまたぐ動きも多い。

 

④(10:33) 28605 SELL

1mチャートでは高安値を切り上げたように見えるので、実戦で入るのは難しいか。ただ、28650でレジサポ逆転した様子が見えるので、早ければここで、あるいは5mチャートを確認して10:35に売りエントリーしたい。

 

これ以降はMAをまたぐ動きが多くなり、ヒゲも多く長くなってくるので、エントリーはしにくい印象。午前中にうまく乗れれば、という感じ。

~~~~~

金曜に引き続き、日中下げて夜間に戻す動き。明日の朝、スイングの買いサインが出てそうなので、それを待つべし。

~~~~~

後記

 

 遅ればせながら「シンエヴァンゲリオン」を見ました。もちろん「序」「破」「Q」から連続で。「テーマが一貫しているなぁ」というのが率直な感想。テレビシリーズ最終回を詳細にかつ拡大して作り直してくれた、という印象を受けました。テレビシリーズを見たのは私が大学に入ったばかりの頃。いわゆるフツーのロボットものとは雰囲気が違うなぁ、とは思ってみていましたが、電車のシーンや最終回の「おめでとう」など、作者が伝えたかったことを伝えるのに、本当はエヴァ使徒も要らなかったのではないかと思っていました。個人的にテレビ版の最終回はアリどころか、これしかない、とも思ったことを覚えています。ただ何か物足りない感はありましたが。放映後の映画も見ましたが、正直、蛇足感は否めませんでした。ですが今回、子供たちと一緒に4部作を見終えて、とてもすっきりしました。ゲンドーの補完こそ、私が足りないと思っていたピースだったのかもしれません。

 思春期の若者が抱く心の壁(ATフィールド)は進学したり社会に出たりするなかで、自然と中和されたり浸食されていきます。次のステップに進む際に、否応なく自分と向き合うことになり、そのたび「死に至る病」にも直面する。でもそれを乗り越えるたびに確実に次のステージに進んでいける。むしろ、本当の自分と向き合うことができず、自分が本当は何を目指していたのか、自分でもわからなくなってしまい、さらには自分がそういう状況に陥っていることに気づきもしない大人たちこそ、真に救済されるべき人ではないかと思うのです。テレビシリーズの最終回でシンジ君は無事補完されましたが、オヤジこそどうにかしてやれよ、という気持ちがありました。今回の映画4部作は、テレビシリーズのパラレルワールド的なものでしたが、「リアリティの中で」自己を回復したシンジ君と、そのシンジ君に促され、自分の弱さを認めることで救われていったゲンドーを描くことで、テレビ版最終回のテーマに再び収束しそのテーマをさらに推し進めていった、という構成に見えました。テレビシリーズからは25年も経っているらしいのですが、これも私にとっては印象的。素朴な動機で始めたものがどういうわけか歪んだいってしまい、その過ちに気づいてもう一度当初の気持ちに戻るのには、これくらいの時間がかかったりしますよね。四半世紀。テレビシリーズ終了後25年経ってようやくゲンドーが補完されましたが、この25年ってかなりリアルな時間なのではないかと思ったのです。そう思ったのも自分に子ができて、シンジ君よりもゲンドーの方に感情移入しやすくなったからですかね。製作スタッフにも親が増えたんじゃないでしょうか。

 細かい謎について考えるのは止めましょうw いろんな理由で設定されているあれこれがあるでしょうから。エヴァファンというよりも、ナディアファン(≒「トップ」ファン)のためのシーンだな、と思わざるを得ない部分もかなりありましたので、エヴァ総集編というよりは庵野アニメ総集編としてとらえた方がいい気がします。きっとヴンダー(エクセリヲン)の補機S2機関の正体は縮退炉です!(^^)!

 テレビシリーズを知らない子どもらにもちゃんと楽しめたようですし(4号&5号は途中で離脱)、純粋に娯楽映画として満足の出来だと思います。いやーよかったよかった。