お金を「働かせる」&自分が「働く」の共通点

こんにちは!

シロクロジージです。

 

4日ぶりの執筆です。

毎日執筆を目標としていたのに、三日坊主。

まぁ、よくあることですね。

笑ってやってください。

 

今日はそんな自分に向けての反省とともに、

友人に起きた(と思われる)事件について思うことがあったので、

書いてみようと思います。

 

***

 

投資やトレード、ネット銀行の利用に興味のある方は、すべからくお金を増やしたいと思っていらっしゃるはずです。

そして

「お金に働いてもらう」

というフレーズをご存知の方も多いでしょう。

 

知人が昨年から株取引を始めまして、

たまに銘柄や、売買手法の話をしていたのですが、

連休を挟んで久しぶりに会ったら「土地の買い手を探している」とのこと。

そして、いつになく人目を避けるように、そそくさと退席。

恐らく、

あくまで恐らく、ですが、

取引に失敗して、資金を失ってしまったのではないかと思います。

 

思い返せばその方の銘柄選びには、ルールがありませんでした。

特定のセクターには人並み以上の知識をお持ちなのですが、

ファンダメンタルズ分析、と言えるほどの企業分析はされておらず、

テクニカル分析、と言えるような価格分析はご存知ない。

いわゆる「値ごろ感」で買っているようでした。

 

「お金に働いてもらう」というフレーズはとても魅力的です。

何せ自動的にお金が手に入る(ように思える)わけですから!

また、この「自動」というのが、時代のテーマにもなっているわけです。

自動運転技術、オートロック、そしてゲームにもオートモード。

そんな背景もあり、

「お金に働いてもらう」「自動的にお金が増える」

と言った言葉あるいは概念を、

何の疑いも持たずに受け入れてしまっている方が

増えているのではないかと心配しています。

 

人間が一般的な収入を得るためには、

労働をして、その対価としてのお金をいただきます。

その労働には必ず、ルールがあるはずです。

働く場所、時間、服装、やり方など。

そうしたルールが決まっているからこそ、

報酬をいただく労働たり得るわけです。

 

ロバート・キヨサキ氏の書籍を知ってか知らでか、

広義での投資のことを指して

「お金に働いてもらう」と表現するシーンが増えてきたように感じます。

 

お金が働く

 

人間の代わりにお金が働くのであれば、

やはり、ルールがあって然るべきではないでしょうか。

投資やトレードを始めた方の実に90%が、

2年以内に相場から消えていく(≒破産する)とも言われています。

これを聞くと

「投資はやっぱり難しいんだな」

「そんな恐ろしい世界には立ち入らない方がいいよ」

と思いますよね。

 

ですが次のような言葉を聞いたらどう思いますか?

 

会社のルールを無視して好き勝手していたらクビになった

 

「当たり前じゃん!」って思いますよね。

「そんな恐ろしい会社、辞めてよかったよ」なんて、思いませんよね。

 

株でもFXでも不動産でもなんでもいいのですが、

多くの方が、ルールを無視している、どころか、

そもそも、ルールがない、という状態で

投資をしようと、つまり、お金を働かせようとしています。

お金も人間と同様、ルールがなければ働けません。

したがってお金を増やしてくれることはありません。

少なくとも長期的には不可能です。

 

多くの人が2年以内に投資の世界から消えていきます。

これから投資を始めよう、お金を増やそう、という皆様。

投資を始めるのを、1~2年待ってみませんか。

そしてその間に、自分の投資ルールを作ってみませんか。

自分だけの明確なルールを持ち、それにしたがって投資をするだけで、

10%の「勝ち組」に入れるようですよ。

そのためにじっくりと時間をかけて準備することは、

リターンの大きい「投資」になるはずです。

 

ではまた!